サンキューです。何がってサンキューなんですよ。例えばサンキューっつったらありがとうって意味で感謝の意を伝える日本語ですし、例えばつくりおきブログなんかだと最後に『サンキューでした』って書いとけばなんかいい感じに締まったみたいな雰囲気が出て便利ですが、このサンキューはそれとは趣を異にします。回り諄くって大変申し訳ありませんが正しく伝えるとするならサンキューになりました。年齢が。39歳になってしまいました。*1
さて、つまりは先週末に誕生日を迎えました。誕生日で御座いますので恒例のパーティーやっていきましょう。
昨年も
一昨年も
先一昨年も
アホみたいな顔してやりました。毎年言うてるんですけどお誕生日パーティーには須くお誕生日ケーキが必要なんです。今年も作りましょう。
かれこれ30年前の話になるんですがある日私が小学校で聞き捨てならない情報を入手したんです。
どうやら世の中には広島風お好み焼きってものがあるらしい…しかもそのお好み焼きには焼きそばが入っとるって話なんですよ。
当時私の実家ではお好み焼きといえば所謂関西風。お好み焼きに焼きそばが入っているなんて想像も付きません。
しかもお好み焼きも焼きそばも当時の私にとっては垂涎の大好物なんです。私はこの広島風お好み焼きってやつが食べたくて食べたくて仕方がありませんでした。
情報元の友人からどういう料理かを聞き取り、家に帰るなり母に泣きつきました。私はありったけの情熱とレシピとも言えない広島風お好み焼きの情報を母に伝えました。
②焼きそばが入っている
③但し、モダン焼きのように生地に混ぜ込まれてはいない
④キャベツたくさん
私が伝えた情熱はこの程度です。
情報量の少なさは止むをえません。何しろレシピを聞き取るのが9歳なら伝えるのも9歳なのだから。今ならその辺の動画見たりレシピ検索すれば大丈夫ですがなんせ30年前、インターネットどころかまともなレシピ本もありません。恐らく母は大変に困ったと思います。
それでも何とか息子が食べたいと懇願する料理を作ってあげたいと苦心して作ってくれたのがこれだったのです。
はい
はい
はいどーん。小学生ながらに『これは絶対違うやろなぁ!』という強烈な感情体験を今も忘れられません。尚、この後行った広島への家族旅行で家族全員が広島風お好み焼きの正体を知って美味しさに感動し、想像との違いに笑った記憶もセットでいい思い出ですね。
さて閑話休題、皆さん大切なこと忘れていませんか。そう、これはお誕生日パーティーなんです。
床に転がってた竹串を39本突き立てまして着火
…お誕生日っつーかどっちかっていうと仏壇の線香みたいな雰囲気になりましたがメンタル的には正しい説すらありますね。まぁいいや。宴だ!歌え!
HAPPY BIRTHDAY TO ME♪
HAPPY BIRTHDAY TO ME♫
HAPPY BIRTHDAY DEAR id:haretarasake♬
HAPPY BIRTHDAY TO ME🎶
それにしてもこのケーキにはおたふくソースとマヨネーズっぽい生クリームがよく合いますね。とてもおいしかったです。
さて、今回何故思い出の母レシピをやったのかって話なんですが、前回書きましたがこの前会社がやってるラジオ番組で結婚相手を募集したんですが見事に応募はゼロ。社内の人以外で唯一あった女性の反応はそう、母からだったんです。母から
『ラジオ聞いたよ。ビックリした。元気そうで安心しました。』
とのメールが届いたのです。最早婚活には一切触れられない。
アンタッチャブルな存在に成り果てた私の婚活。
は~結婚したい。
*1:因みにこのブログ、no wifeなmy life!なんですが私が40歳になった暁にはmy catとmy life!に改名され、独身男性が猫を飼いたいブログに変貌します。まぁ折角猫を飼うんだったら保護猫の里親がいいなとは思うんですが、転勤族の独身男性が猫の里親になるのは異常にハードルが高く、結局そっちの野望も結婚したほうが早い説がありゲンナリしますね。若しくは仕事を辞めて定住すれば少しでも可能性上がるんですかね。は~結婚したい。ただ40歳で猫を飼えば60歳くらいで仕事も猫も失い生きる意味を失くした独身男性が完成しますので、それを期に独身男性の終活を書くthe endだmy life!が始まるっていうのもいいですね。検討しましょう。これはこれで楽しみですね。