no wifeなmy life!

結婚したい中年リーマンのブログです。

独身拗らせてゲイになる

独身拗らせてますか?私は拗らせてます。独身の症状は非常に厄介で、なまじっかお金と時間が余るため変な趣味に走ったり、悪化すると社会的評価にも影響すると知られています。

 私は最近ゲイとして社内に名を轟かせています。

その原因として

①35歳になるのに独身で、彼女もいないのに特に婚活らしき活動もしていなかった

②前の上司と上司部下の関係になってから異様に昇進した

③全国に散らばる同期による噂の拡散

の合わせ技かと思われます。客観的な事実のみを見て判断すると、

「あいつは上司に体を売って昇進を掴んだ。」

となり、ここに売春ゲイ畜生が誕生します。発想力による濡れ衣がすごい。

 

さて、社会的ゲイは実生活にも影響を及ぼすことがあります。見ていきましょう。

あの日も一人で居酒屋のカウンターに座り、大将や隣の常連さんと話しながらお酒を飲んでいました。カウンターで食事をとっているのは6人くらいだったかな。

私はカウンターの一番左側で飲んでいたんですが、一番右側のおじさんとやたらと目が合う。しかも目が合うたびに満面の笑み。中肉中背の45歳くらいの男性、強面。知ってる人かと思って記憶を検索しても出てこない。まぁただの酔っ払いかなと思ってましたが、違った。おじさんが会計を済ませて店を出るとき、私の肩をがっしりと掴んで「今から2人で飲みに行こうや」とか言うてきました。ニッコニコで。私は知らないおじさんと2人で飲みに行くほど酔狂じゃないし、アナルは緩んではいない。

「いいっすよ。」

酒の勢いは怖い。名前も知らないおじさんに飲みに誘われる経験はなかなかできないと考えての決断です。でもタクシーに乗って繁華街に向かう間精神的生まれたての子鹿状態。もう内心ガクブルでした。もう少なくとも私のアナルは無事じゃ済まないと覚悟も決めました。

一軒目スナック、二軒目はキャバクラ。ここまでは平穏無事。

三軒目はオカマバーに行くとのこと。あー、はいはい。本性を表しましたね。しかし毒を食らわば皿までの精神、行ってやりましょう。オカマバーではオカマの尻を揉んだり揉まれたりしながらカラオケ大会。結局朝方まで飲んでオカマバーを出たとき、ついにおじさんが行動に出ます。私に無理矢理5千円札を掴ませようとします。いやいや、いくらなんでもたかが5千円くらいで掘らせねーわ。舐めないでほしいですね。アナルだけに。

「これでタクシー乗って気をつけて帰りや」

というわけで私は純潔を死守して帰宅を果たしました。実はここまで私は1円も払ってないんですよね。初対面の中年男性と朝まで飲んで10万以上払うって正気の沙汰じゃない。でも楽しかったので今度そこら辺のおっさん捕まえて飲みに行きたいですね。

それから1年位経ってるんですが、結局その後おじさんに出会うことはありません。居酒屋の大将に聞いても一見さんだったようで手がかりなし。もうあの人は妖精だったと思うことにしました。

 

というわけで今回は独身を拗らせると社会的ゲイになるし、思考もゲイになるという知見が得られましたね。気をつけましょう。

 

は〜結婚したい。