本来なら今日は『ホノルルマラソンに参加してパツキンのチャンネーをナンパしてジョカノが出来ました。』っていうファンキーなエントリを公開する予定でした。しかし人生とはままならないもの。なんやかんやで結局ホノルルには行けず、先払いの料金はドブに捨てることになってしまったのです。行きたかったホノルル来年こそは絶対参加するゾ。
人生ってやつは嘆くだけでは何も起こらないので、ホノルル行きが無くなって空いた日程は何をするべきか考えたんです。そもそもね、ホノルルに行ってさえいればマラソンしてビーチでビール飲みながら肌を小麦色に焼いてスカイダイビングに挑戦してパツキンのチャンネーをイテコまして一発致すなど夢のような生活を送ったはずなんですよ。こうなったらここ日本でも同じような経験がしたいってのが人情ってもんでしょう。よし、肌を焼こう。でも冬だし焼けないな。はっ、そうだ。
肌が焼けないならパンを焼けばいいじゃない。
そもそも我が家には製麺用の強力粉がkg単位で常備されており、パンを焼くにはこれ以上ない環境だったんです。
何はともあれ、
ホームベーカリーを買ってきました。
さあまずは基本の食パンだ。では焼きましょう。
焼きました。
伝わりますか？この焼きたてパン特有のフカフカ感０の質感が。そして実際に信じられない程に硬いです。ほぼコンクリートですわ。
嫌な予感はしてたんですよね。初めてのパン作りの癖に横着して秤を使わず目分量。ホームベーカリーが捏ねてる最中に様子を見たんですが、まんま生コン練ってる感じでしたもんね。パン作りは繊細ですわ。下手したら私よりも繊細。まぁ牛乳でふやかしたりして無理くり食べました。
このままじゃ肌も焼けない、パンも焼けない、結婚もできないダメ男。せめてパンくらい焼こうぜと翌日リベンジしました。今回は何故か無闇にレベルを上げて、ベーコンエピだ。ホームベーカリーは生地作りまで、整形から焼成は自力でやるとのこと。さあ焼いていけ。
焼きました。
知ってます。ベーコンエピってこうじゃないことは知ってます。まずね、切れ目がない。でも仕方がないじゃないか。ホームベーカリーから出てきた生地がゲル状だったのだから。それを何とか整形して、嫌がるベーコンを無理やり生地に閉じ込めて、焼きを入れられただけでも御の字なんだ。この上ハサミでも入れようもんなら確実にベーコンに逃げられてエピ不成立なんだ。
さて味なんですが、硬いですね。『味は硬い』って語彙力死んでるにもほどがある感じですが、その感想しかないんだから仕方がない。つーかね、今回は寸分違わずレシピ通りにやったんですよ。このホームベーカリー大丈夫か？でも最初に作った食パンよりは柔らかくて、自分の成長と今後の伸びしろを実感しました。
しかしパン作りを極めるまでの道のりはまだまだ遠い。
まぁ結婚までの道のりの方が遥かに遠いんだけれども。
パンより妻が作りたい。小麦粉捏ねてたらそのうち妻ができないかな。
は〜。結婚したい。
